第547章

ふと、あることを思い出した。

林田月香は素早くあるアカウントにログインし、そこにある写真の数々を目にした瞬間、目を丸くして驚愕した。

このアカウントは、林田当主が密かに使っている裏アカウントだった。

まだ子供だった頃、彼女は一度だけこのアカウントを見たことがあり、そのパスワードを覚えていたのだ。

ただ、長い年月が経つうちにそのことなどすっかり忘却の彼方へと追いやられており、今日になってようやく思い出したのである。

アカウントには大量の写真がアップロードされていた。

写真に写るあの家族三人の姿が、ひどく目に焼き付く。

だが、あの女はどの写真でも両目を固く閉じたまま意識がない状態の...

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