CH49

モーガン

夕食のことを思うと、少し気が重かった。こんなふうに呼び出されるなんて、奇妙だ。幸い、ツネオは私の突然の不安に気づいていないようだった。

「感謝する、隊長」彼は滑らかな声で答えた。「すぐに向かおう」

ツネオは短く頷くと、廊下の向こうへと姿を消した。二人きりになり、私はツネオを見上げた。再会の喜びが、不安によって曇っていく。

「大丈夫か、モーガン?」彼は眉を寄せて気遣わしげに尋ねた。

「ただ……」私は言葉に詰まり、言い淀んだ。「本当に大丈夫だと思う?」

ツネオの唇が安心させるような笑みを形作った。「心配ない。ただの夕食さ」落ち着いた声だった。

深呼吸をして、私は無理に笑顔を...

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