第227章 空間が同じの理由

「よし」

渡辺千咲の頭上から、中島暁の少し禁欲的で掠れた声が聞こえてきた。

「じゃあ、先に着替えてくる」

その声には、微かな羞恥の色が滲んでいた。

渡辺千咲はそう言うと、耳の先まで赤くなり、逃げるようにその場を離れた。

渡辺千咲は奥の小屋へ行き、空間から服を一式取り出して着替えた。

背中の痛みはもうほとんどなく、ただ先ほどの痺れるような感触だけが残っている。

脱いだピンクのレースの下着を見ると、後ろに少し血の跡がついていた。

彼はきっと、さっき見てしまったに違いない!

恥ずかしい……。

どうしてピンクなんて着ていたんだろう。黒か、白にすればよかった?

コホン……。

ど...

ログインして続きを読む