第279章 我が家の婿

「両親は旅行中だから、まずは私の家に連れて行って、それから一緒にモガ市に行こう」

「夜になったら、一緒に終末世界に戻るわ」

そうすれば、二人一緒に転移できる。

「わかった」

「目を閉じて少し眠るといい」

渡辺千咲は、中島暁がまだ時差に慣れていないことを知っていた。

本来なら、今頃の中島暁はぐっすり眠っているはずだ。

「平気だ。ここでは異能が抑制されてる感じがするが、体質には問題ない」

彼の体質は依然として強靭だ。元兵王としての身体能力は言うまでもなく、現在の進化者としての体質と異能が加わっている。

彼の身体能力はさらに強くなっていた。

中島暁は傍らで本を読み、渡辺千咲はス...

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