第282章 盛大な結婚式

 結婚式は昼間に執り行われることになっていた。

「緊張してきた! 結婚式の司会なんて、ずいぶん久しぶりだからな!」

 それに、終末世界が訪れてから、自分の職業が再び役立つ日が来るとは思ってもみなかった。

 しかも、今日司会を務めるのは基地長の結婚式だ。

 昨夜は興奮のあまり、一睡もできなかった。

 その上、今日の司会の報酬は一ヶ月分のポイントだというのだから! あまりにも太っ腹な褒賞だ。

「コホンッ、しっかり司会進行を頼むぞ!」

「これは終末世界が始まって以来の、快晴基地、いや! 人類初の大規模な結婚式と言っても過言じゃない」

「晴海城、快晴基地、それに佐葉市軍事基地でも全部...

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