第291章 繁殖すれば希望がある

飴玉一つで彼らをあれほど夢中にさせられるのだから、自分の空間にある果物や野菜を見たら、この人たちは狂喜乱舞するのではないだろうか?

彼女の空間にはたくさんの苗木が保管されており、食べたいものを植えれば、どれも一時間以内に急速に成長する。

「聞いたか? 俺たちの雪原城に、とんでもないお人好しが二人来たらしいぜ。飴で物を交換してくれるんだと」

「どこだよ?」

「誰なんだ! こっちには作りたての直刀があるんだが、交換してくれねえかな!」

「こっちにはサメの骨の棘があるぞ! 要らないか?」

「俺は黄砂迷彩のポンチョを持ってる! 極夜には必須だぜ!」

「見えたか? ほら、あの青い髪の女だ...

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