第374章 軍隊の編成

「まさか、そんなことが……」

「本日、渡辺さんが話したことは、すべて極秘事項とする」

「一文字でも外部に漏らした者は、国籍を剥奪する」

「これは、我々の国家存亡に関わる問題だ」

もし他国に知られれば、間違いなく連合を組んでこちらに対抗してくるだろう。現に今も、体質強化薬液を巡って絶えず圧力をかけられているのだから。

ただ、突如として現れた生物のおかげで、その圧力が分散されているに過ぎない。

「はっ」

「はっ」

一同、固唾を飲んで息を潜めた。

「そ、そんなことがあり得るのかね?」

「君は、ワームホールのキャリアーだというのか?」眼鏡をかけた老者はすっかり混乱していた。理論上...

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