第310章 彼女はこれから俺の女だけ

高橋美桜はスマホの画面を見つめた。斎藤和馬とのチャット画面で、彼はずっと入力中のままだったが、十分も待ったというのに、メッセージは一通も送られてこなかった。

斎藤和馬がどうしてしまったのか、高橋美桜には分からない。きっと寝てしまったのだろうと、そう思うことにした。

その夜、彼女はあまりよく眠れなかった。翌朝早くに目が覚め、着替えて何か食べ物を探しに階下へ向かう。ドアを開けると、そこに立っていた男の姿にぎょっとした。

「どうしてここに?」高橋美桜は愕然として尋ねた。

斎藤和馬は疲れた目をこすり、おはよ、と挨拶してから尋ねた。「お腹空いた? 今朝は何が食べたい? 外に連れて行ってあげる」

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