第69章 探索

「へえ、私たちが必死に穴を調べてる間に、あなたたちはここでそんなことをしてたのね。少しやりすぎじゃない?」

イヴの皮肉めいた声が響き、愛撫とキスに溺れていた俺たちは我に返った。

東山美咲は恥ずかしそうに俺を突き放し、慌ててスカートの裾を直す。キスの最中、俺の右手は大人しくしておらず、彼女のスカートを捲り上げただけでなく、ショーツを膝の裏までずり下ろしていた。もしイヴが突然現れなければ、俺たちは今頃、愛し合っていたかもしれない。

まあ、認めざるを得ない。俺は少々、好色すぎる。なにせ、つい先ほど中村京子と性行為に及んだばかりなのだ。三十分も経たないうちに、またあれほど強烈な性的衝動に駆ら...

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