第7章 物資を収穫する

「食事は済んだか?」俺は東山美咲の方を振り向いた。

「ええ!」東山美咲は俺を見つめる。その眼差しには依存、いや、思慕の色さえ浮かんでいた。女は生まれながらの役者だ。演技が実にうまい。今の東山美咲が俺に好意など抱くはずがないことは、百も承知だ。ただ、そういった状態を偽装しているに過ぎない。

恐ろしい女だ。俺は内心で自らを戒める。東山美咲の演技に騙されるわけにはいかない。

もちろん、彼女の偽装で傷つくことなどない。もう少し時間があれば、本当に彼女を抱いてしまえば、自ずと俺を好きになるだろう。俺の強靭な肉体と、太いチンポを拒める女などいやしない。

「食事が済んだなら、行動開始だ。お前は浜辺を...

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