第百三十三章 支持と嘲笑

浅倉彩実がぷりぷりしながら出てきた。手にはスマホ。画面いっぱいに並んでいるのは、浅倉拓実からのメッセージの山。

「花村秋人。ちょっと説明して。これ、どういうつもり?」

彩実はスマホを秋人の目の前へ突き出した。声の端々に、怒りがそのまま燃えている。

「入れてもらえないからって兄さんに告げ口? 小学生なの? 幼稚すぎ!」

「あと5分開けるのが遅かったら、君は両親から電話を受けてた」

花村秋人は淡々と、脅すように言った。

「脅してんの?!」

浅倉彩実がぎろりと睨む。

「目的のためなら、手段は選ばない主義だ」

秋人は眉尻に指を添え、門を示す。

「開けろ。俺も入る」

「ダメ! 魔法...

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