第250章 水中の死体

「うわっ! 発想デカすぎ! でも、妙に筋が通ってる! ……信じかけた!」

支持者の「鈴の執事」がすかさず追い打ちをかけた。

「彩実様のことは100%信じてます。でも証拠もないのに勝手な推測を広めるのはやめましょう。下手すると名誉毀損で訴えられますよ。鑑識の結果が出れば、はっきりします」

そこへ、現場を取り仕切る野田隊長が歩み寄ってきた。部屋の隅で半狂乱になっているニックを一瞥し、それから泰然とした浅倉彩実に目を向けると、どこか改まった口調になる。

「彩実様。経験豊富なあなたなら、もう何かお気づきのはずです。差し支えなければ、手掛かりを共有していただけませんか。こちらも無駄足を減らせま...

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