第43章 真相

立花柊は顎をクッションにのせ、やわらかな髪を頬の両脇に散らしたまま、新谷寒弥を見つめていた。これから始まる問い詰めに、きちんと向き合うつもりだった。

わざわざ腰を落ち着けたのも、全部まとめて、ここで話し切るためだ。

新谷寒弥もまた立花柊を見つめ返す。クッションにもたれ、どこか気の抜けたようにしている彼女を見ると、胸の奥がなぜかふっとやわらいだ。自然と声色まで和らぐ。

「柊。また心月と揉めたのか? 今度は何があった」

「揉めたんじゃないよ」

立花柊は人差し指を一本立てて、軽く左右に振った。

「完全に縁が切れたの。もう二度と関わらないっていう意味でね」

「そこまでか……?」

新谷...

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