第208章 俺と一緒に行きますか?

 ディレクターは承諾を得たことで、もう後顧の憂いはなくなった。

 彼はすぐさま言った。「神谷瞬さんと妹君にそのお気持ちがあるのなら、我々番組としても、もちろん異存はありません! 病を治し人を救い、愛を捧げることは、我々の伝統的な美徳です。明日の無償診療も、番組の本来の趣旨から逸脱するものではありません。

 後ほど夕食を済ませてから、相談しましょう。何か必要なものがあれば、我々番組側で、ある程度の便宜を図ることができます」

 榊原瞬は軽やかな笑みを浮かべ、ディレクターに礼を言った。「では、ディレクター、よろしくお願いします!」

 そう言うと、榊原瞬は外へ出て村人たちにその知らせを伝えた...

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