第365章 君に会いたい

その日の夜、夕食を終えると、紗雪は両親と兄を連れて帰っていった。

雫も自宅へ戻った。

景はホテルへ向かった。彼は明日、鳴海グループの海外支社へ行かなければならない。

紗雪が休む前、また朔也からメッセージが届いた。彼は「海外の方は、すべて順調か」と尋ねてきた。

紗雪はそれをしばらく眺めてから、ようやく返信した。「まあまあよ。昼間に治療方案の評価をしたわ。一週間後くらいに一度治療を行う予定だけど、智也を目覚めさせられるかは分からない」

朔也は今、忙しくないようだった。彼女がメッセージを送った途端、彼のステータスが「相手が入力中」と表示された。

すぐに、朔也からの励ましのメッセージが現...

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