第373章 心が柔らかすぎる

「うんっ!」

雫は否定しなかった。

紗雪はこめかみを揉み、どこか困ったような表情を浮かべる。「あなたたち、ちょっと無茶しすぎよ」

雫は少し腑に落ちない様子で尋ねた。「どうしてそう言うの?」

紗雪は呆れたように言った。「刺激が強すぎたのよ! 昨日の夜、彼が着いた途端、いきなり私を連れ去ってものすごいスピードで車を飛ばすんだから。死ぬかと思ったわ!」

それを聞いた雫は驚いた顔になり、慌てて問い詰めた。「そんなに酷かったの? その後は大丈夫だった? あなたたち……結局どうなったの?」

紗雪は首を横に振る。「幸い、私のメンタルが強かったから何事もなかったけど。その後、冷静に話し合ったわ。...

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