第375章 まだ好き

現在、国外は真夜中だが、国内は朝食の時間になったばかりだ。

陸斗は真面目くさった顔で祖母に説明した。「おばあちゃん、僕は一度も朝寝坊したことないよ!」

鈴は不服そうに、慌てて付け加えた。「鈴も朝寝坊しないもん!」

その言葉の信憑性は高くなかったが、鈴の舌ったらずな声は人の心を和ませ、思わず笑みを誘った。

「あーあ、おばあちゃんに会いたいな。ママにも会いたいし、おじちゃんにも会いたいよ」

鈴の声が、急に憂いを帯びた。「おじちゃんが早く目を覚まして、早くおうちに帰ってきますように」

「おばあちゃんもあなたたちに会いたいわ」清伊は優しい声で答えた。「おじちゃんは早く目を覚ますわよ。きっ...

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