第394章 考えが変わった、朔也を婿入りさせる

「私がそんな人間だと思うか?!」

沢は目を丸くする。明らかに、そんなことをするはずがない。

しかし、愛娘がこうしていなくなってしまうのかと思うと、胸が張り裂けそうになる。

あれほど大きな会社を切り盛りする男が、妻の前では途端にしょんぼりとし、声まで数段低くなった。

「私も本当はそこまで口出ししたくはないんだ。だが、紗雪ちゃんが私たちの元に戻ってきてから、まだ数年しか経っていない。最初の頃は海外へ研修に行ってしまったし、実際に一緒に過ごした時間は、合わせても三年にも満たないんだぞ!!!」

共に過ごした時間が短すぎる。父親として、手放したくないのは当然だった。

清伊も、彼が娘を溺愛し...

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