第46章 親子鑑定をしに行く

紗雪は彼がまた自分のことを調べたとは知らなかったが、たとえ知っていたとしてもどうということはなかった。

なぜなら、朔也が知っているのは、氷山の一角に過ぎないからだ。

彼女の研究所内での本当の身分を知る者は少なく、ましてやマンディと彼女が同一人物であることなど、誰も知らなかった……。

夕方、紗雪は仕事を終えると、幼稚園へ鈴を迎えに行った。

鈴は彼女が迎えに来たのを見て、大喜びでママの車に乗り込んだ。

紗雪は開口一番、鈴に尋ねた。「鈴、ママに教えて。どうして陸斗くんたちと知り合いなの?」

このことは、午後ずっと考えていた。

鈴はとっくに、ママがこのことを問い詰めてくるだろうと予測し...

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