第441章

「どこのガキだ?!」

「身内じゃねえな。時間を無駄にするな、さっさと突っ込んで攫え! 何がなんでも連れて帰るぞ!」

スーツの男たちは次郎をまるで眼中に入れず、わっと群がって次郎へ突進した。寝室へ押し入り、宝を奪うつもりだ。

次郎はきゅっと眉を寄せ、かっと頭に血が上る。

人の忠告ってのは聞いとくもんだろ。

警告したのに、まだ妹に手ぇ出す気か。しかも「何がなんでも」だと? いい度胸じゃねえか。

そんなに腕と脚、折られたいのか?

よし。俺様が望みどおりにしてやる。

拳が唸って飛んできた。次郎は身をひねり、するりとかわす。

そのまま男1号の手首をがっちり掴み、肩越しに投げた。どさり...

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