第24章 浴室の曖昧さ

「分かった。この件は俺に任せろ。明日、返事する」

冴島零は新田達也と少しやり取りをしたあと、通話を切った。

新田達也には、あの夜のことを調べてもらう手筈になっている。ついでに、女の口説き方までレクチャーしてくれるらしい。

冴島零はソファに寝転がり、天井を仰いだまま考える。――これから、荻原和夏とどう接すればいい?

そうこうしているうちに、浴室のシャワー音がようやく止んだ。

ガチャ、とドアが開く。

湯気の向こうから、白くて艶のある脚が一本、すっと伸びてきた。

冴島零がちらりと目を向けた瞬間、視線が釘づけになる。

まだ生活用品が届いていないせいで、和夏は冴島零のバスタオルを使うし...

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