第605章:やったことがないところから完璧まで、それはとても簡単です

「わかった、すぐ行くわ!」

エミリーがルーシーを手伝うのなら、当然そのステファンという男に会わなければならない。

打算めいた思惑はひとまず脇に置くとしても、今の彼女の人を見る目からすれば、ステファンは実際かなりまともな相手に思えた。

紳士的で、しかもハンサム。

何より、頭が切れる。

賢い人間を相手にするほうが、たいていは話が早いものだ。

エミリーは急いで簡素な服に着替えた。ティーシャツにラフなパンツ姿だ。

それから、余計な気取りもなく階下へ向かった。

ステファンはエミリーが降りてくるのを見ると、紳士らしく立ち上がって迎えた。

そのうえ微笑むと、あの目はいっそう人を惹きつけた。...

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