第558章

堀田家の実家。堀田おばあちゃんは顔を曇らせ、リビングのソファにどっかりと腰を下ろしていた。目の前には、手のかかる孫ふたり――堀田知也と佐藤玲奈。まるで叱られるのを待つ子どもみたいに、ふたりは行儀よく並んで座り、その視線を受け止めている。

しばらくの沈黙のあと、堀田おばあちゃんは深く息を吐いた。

「まったく、あんたたちは……何をやってるんだい」

呆れと心配が入り混じった声。数日前まで、仲良く旅行に出かける姿を見送ったばかりだった。ようやく報われたんだ、もう誰にも邪魔されない、あとは安心してひ孫の顔を待てばいい――そう思っていたのに。

それがどうだ。こんな騒ぎを起こしておきながら、事前に...

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