第114章セラフィナ私たちのセックスを見てください

ライラ視点

洞窟の湿った空気が肌にまとわりつく中、私はドリアンに口づけし、唇を強く押し付けた。

私は彼にまたがり、腰を擦り付けた。ぼろぼろになった服の残骸越しに、彼のモノが硬くなっていくのを感じる。彼の体温が私を焼き尽くすようだったが、それだけでは足りない。この痛み、恐怖、そして胸を引き裂くような裏切り……それらをすべてかき消す何かが欲しかった。

彼の喉の奥で低い唸り声が響いた。「ライラ、一体どうしちまったんだ? クソッ」

私は答えなかった。ただ、さらに激しくキスをした。手は彼の胸を滑り落ち、爪を立てて肌をひっかき、彼に主導権を握ってほしいと懇願した。だが彼は私の手首を掴み、その拘束は...

ログインして続きを読む