第266章 腹が減った

中林真由はもう一度スマホに目を落とし、もう少ししたら今野敦史に電話を入れようと考えながら、いつの間にか眠りに落ちていた。

目が覚めたときには、すでに今野敦史に激しく唇を奪われていた。

瞼を開けると、そこには欲望に満ちた男の瞳がある。

まるで飢えた狼のように、彼は貪るように唇を食んでくる。

何度か言葉を発しようとしたが、そのたびに口づけで封じられてしまう。

今野敦史は後頭部を力強く押さえつけ、さらに深く舌を絡めてきた。

何もかも、中林真由が悪いのだ。

彼女が監視カメラの話などを持ち出すから、すぐに録画データを確認しに行った。

データが上書きされているのを確認して、ようやく安堵し...

ログインして続きを読む