170-素敵な夜間

ベラミーと私は、結局アンバーを家まで送ることになった。彼女の家は私たちの帰り道から数分しか離れていなかったらしい。彼女が安全に家の中に入ったのを確認してから、私たちは自宅へと車を走らせた。

「ハリーにちょっかいを出されるキャムを置いてきたこと、罪悪感を感じるべきかどうかわからないわ。まあ、彼はどうせ毎晩やってるんだけど、それでも……。一度奥の部屋に入っちゃったことがあるし、あそこのもの全部に凄く興味津々だったから。これから彼を追い出すのに相当苦労するでしょうね」私は指摘した。罪悪感なのか、それとも面白がっているのか、自分でもよくわからない。

ベラミーは肩をすくめた。「二人はお似合いだって言...

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