179-チームワークとタイムライン

また夜が来て、また殺人が起きた。キアラは再び、あちら側へ手を伸ばすことを強いられたようだ。何らかの形で彼女の魔法と結びついているに違いない。それも、運命の担い手としての魔法ではなく、彼女の種族としての魔法と。あの子は今回の件では、声を上げることさえほとんどなかった。事後はまるでゾンビのように動き回り、ようやく床に崩れ落ちると、気を失うまでただ泣きじゃくっていた。

私は早朝も早朝、馬鹿げた時間に目を覚ました。まだ一日と向き合いたくない。またしても自分には実際に「できること」が何もないという事実を、受け入れたくないのだ。だから結局、まだ眠っているベラミーに丸まって寄り添うことになる。彼は目を覚ま...

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