207-招待状と利息

マギーは嬉しそうに私に微笑みかける。私が何かを決心したのだと察したようだ。

「明日? 予定はないし、ローガンも週末は大抵ここに来てるけど、どうして?」

「夕食会をしたいの。家族の夕食会よ。二人とも来てくれる?」私は少し緊張していた。マギーを家族の一員だと思っているけれど、こんなにはっきりと言葉にしたことはなかったからだ。

「喜んで行くわ。聞いた、ローガン? 明日の夜はライアンの家で夕食よ」彼女はにっこりと笑って宣言する。ローガンはその場で飛び跳ねた。

「本当に? 前に言ってた通りだね! 他のシフターたちも来る?」彼は興奮気味に尋ねる。私は頷いた。

「ええ、他にも何人かね」私がそう答えると、ロー...

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