208-親権とケア

午前中はあっという間に過ぎ去った。急遽決まった夕食会の準備で、メーガンと私はてんてこ舞いだ。キアラも私たちの後ろをちょこちょことついて回っている。今週の後半に回すこともできたはずだが、どうしても待ちたくなかったし、やればできるはずだ。ただ、少しばかり入念な段取りが必要なだけである。

午後一時までには、ダリエンとベラミーに家具を配置換えしてもらい、全員が入れるスペースを作るために折りたたみ式の長机をいくつか運び込んでもらった。余分な椅子も山ほど用意した。現在、キアラはダリエンと一緒に、机同士を繋げて一つに見せるようテーブルクロスをかけて回っている。その間、私とメーガンは夕食の仕込みに取り掛かっ...

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