君は僕にスカートを貸してくれ

彼はいったん完全に抜き去ると、勢いよく腰を打ち付けてきた。私は思わず叫び声を上げる。足の指が丸まるほどの快楽の芯を突かれ、頭がガクンと後ろにのけぞった。

「あっ……ああ、そう」

彼は身を屈めると、私の耳たぶを歯で捕らえ、小さく悲鳴が漏れるほどの強さで噛んだ。「俺を感じろ。俺のすべてをな。誰がお前の中に入っているのか、誰がこんな気分にさせているのか、その体に刻み込んでやる」

私は甘い声を漏らし、腰を浮かせて彼の突きを迎え入れ、もっと奥へと彼を誘う。部屋の中は、肌と肌が打ち付け合う音と、彼の唸り声、そして私の喘ぎ声で満たされていった。

彼の手が太ももから離れ、腹部を這い上がってくる。指先が...

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