第11章 すべてレヴィの仕業?

ナタリー視点

目を覚ましたとき、私はキングサイズのベッドに寝かされていた。手足は鉛みたいに重く、頭は割れそうに痛い。

無理やりまぶたをこじ開ける。霞んでいた視界が、ゆっくりと輪郭を取り戻していく。

そこはホテルのスイートルームだった。照明は落とされ、薄暗い。

安物のコロンと汗が混じった臭いが、部屋いっぱいに淀んでいる。吐き気を催すような、鼻の奥にべったり張りつく臭気。

街の片隅で這い回る浮浪者の臭いだ。

しかも、私は一人じゃなかった。

部屋のあちこちに、7人か8人ほどの男たちがだらしなく散っている。腰にはバスタオルを巻いただけ。むき出しの胸にはびっしりと刺青。

その視線が...

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