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「お上手ですね」

私がからかうように言って背を向けると、彼はその返事にあまり満足しなかったのか、私の尻をピシャリと強く叩いた。痛みに顔をしかめつつ尻を押さえ、半ば振り返るようにして彼を横目で睨みつける。彼もまた、真っ直ぐに私を見つめ返し、真剣な面持ちで口を開いた。

「僕は本気だよ」

これ以上この話題で長引かせるのも嫌だったので、私は少し顔を近づけて彼の額にキスを落とし、こう答えた。

「ええ、わかっていますよ」

坂本天宇はそれ以上何も言わず、ただ私を強く、とても強く抱きしめた。

長い愛撫の応酬で、私たちの腹はすっかりぐうぐうと鳴っていた。坂本天宇は私をあるレストランへと連れて行って...

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