第307章

 彼は子供たちがもう寝たかどうか聞いてきた。

 ずっとスマホを見ていなかった水原玲は、それに気づかずにいた。

 彼女は慌てて返信を打つ。

『もう寝ました。二人ともいい子にしてましたから、安心してください』

『今寝たのか?』

 水原玲は即答できなかった。彼は規律に厳しい人間だ。子供への教育方針も厳格で、こんな夜遅くまで起きていると知れば、きっと不機嫌になるに違いない。

 謝るべきだろうか。そう迷っていると、石川秀樹から次のメッセージが届く。

『四人で仲良く遊んでるみたいだな』

『はい、気が合うみたいで、みんな楽しそうに遊んでます』

『明日は週末だし、もう少し寝かせておいてやれ...

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