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新谷結奈はテーブルに突っ伏し、酔いつぶれたふりをしていた。けれど、新谷芽衣と山口拓也の会話は、一言残らず耳に入っている。

この二人が、今夜の隙に自分へ仕返ししてくるだろうとは思っていた。だが、まさか「そいつの仲間」まで絡んでいるとは。

山口拓也は陰気な目つきのまま、妙に昂った声で言った。

「連中、ずっとこの子猫ちゃんを待ってたんだよ。今から上に届ける」

新谷芽衣が不安げに口を挟む。

「本当に大丈夫? また誰かに知られたら、最悪あんた刑務所行きだよ」

山口拓也は鼻で笑った。

「芽衣……まさか、結奈のこと可哀想とか思ってる? あいつ、お前と血も繋がってないだろ。前にお前のこと平手打...

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