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新谷結奈と新谷芽衣は、それぞれ別の列に並び、検録の順番を待っていた。

新谷芽衣は先に服装と装備のチェックを終えると、控室で出番を待つために移動する。わざと脇に立って新谷結奈をにらみつけた。

「お姉ちゃん、待ってるね。一緒に出よう」

新谷結奈は取り合わず、列の前へ進んだ。乗馬服もヘルメットもブーツもすべて規定どおりで、そのままバックステージへ通される。

そこへ新谷芽衣が、やけに親しげに寄ってくる。周囲に聞こえるように、姉妹仲がいいふりをして。

「お姉ちゃん、今日の試合、ぜったい頑張ってね!」

新谷結奈は視線すら寄こさない。

「気持ち悪いんだけど。よくそんな白々しいこと言えるね」

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