チャプター 46

ウィラ

セバスチャンと二人きりになった途端、彼は私にキスをしてきた。ただのキスじゃない。まるで長いこと渇きに苦しんだ男が水を求めるように、私を貪るようなキス。彼にこうされると、私の体はどうしようもなく反応してしまう。もっと、と求めてしまうのだ。あの子たちが私の中に火をつけた。彼らが欲しくてたまらないこの気持ちを、もう止められない。相手にする男の子が大勢いることを考えれば、これはきっと好都合なんだろうけど、今はそんなことどうでもよかった。

セバスチャンの手が私の腰を強く掴む。痛いはずなのに、それがもっと感じたいという気持ちを煽るだけ。キスはどんどん激しくなり、疼きを和らげようと、思わず彼に腰...

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