第32話

トビアスに背中を預け、彼の手が私の胸に触れ、その指先で乳首をいじると硬くなっていく。シオが指を抜くと、私の愛液で濡れた指が感じられる。彼は別の指を挿入し、上向きにカールさせてGスポットを擦る。私は大きく喘ぎ、シオが私の反応に低く笑うのが聞こえる。肌が熱くなるのを感じるが、それは湯の温度とは関係ない。トビアスは石鹸とタオルを手に取り、私が彼に寄りかかったまま、体を洗い始める。彼が私の髪を片方の肩に流し、首筋を優しく撫でながらタオルで肌を洗うと、私は震える。シオの指の動きが速くなり、私は彼の手を掴んで動きを遅くしようとするが、その感覚が強すぎる。しかし彼は止めずに、代わりに身を乗り出す。彼の唇が私...

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