第42話

トビアスのもう片方の手が私の胸に伸び、強く握りしめた。彼の指が痛いほど肌に食い込むのを感じたが、その痛みを楽しんだ。肌の灼熱感から気を紛らわせてくれる。彼の指は私の中を出入りしながら、一瞬も手を緩めない。テオの冷たい手が私の肌の上を走り、過熱した肌を撫でながら心地よく冷やしてくれる。

髪を肩越しに払いのけると、彼の涼しい唇が私の首に触れ、羽毛のように軽く肩へと移動し、私を震わせた。私は後ろに手を伸ばし、彼の髪に指を通した。トビアスが私の下で体を動かし、指を引き抜くと、自分の入り口に位置を合わせ、私の腰を強く押し下げた。彼の硬く太い長さが濡れた襞の間を滑り、深く沈み込んだ。彼が私を満たし、私の...

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