チャプター 211

戦争

そして、ジッパーを下ろす。俺のモノを解放する。ゆっくりと彼女の中に滑り込ませる。

彼女は完全に乾ききってはいない――ありがたいことだ。それで俺が楽になるわけじゃない。だが、彼女を傷つけないためには十分だった。

猿ぐつわの奥で彼女が息を呑むが、それだけだ。喘ぎ声も、泣き声もない。俺が押し込むと全身が震えるだけ。俺のジェイコブス・ラダーのバー一本一本が、まるで筋肉の記憶のように、彼女のきつく締まった小さな秘部に擦れていく。

ローガンが心の奥で呻く。その声はしゃがれ、飢えていた。「あいつ、俺たちにヤらせてるぞ」

「違う」俺は言い返す。「俺にヤらせてるんだ」

あいつにあんな風に触らせるわけがな...

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