チャプター 214

キング

俺はウォーの胸を手のひらで突き返した。「やめろ。奴の思う壺だ」

ウォーは歯を食いしばり、その目は依然としてサイラスに注がれていた。だが、一歩退いた。

ギリギリのところで。

俺はサイラスの襟首を掴んで椅子から引きずり上げ、机に顔面から叩きつけた。

片手で奴の首筋を押さえつけ、もう片方の手を下へ伸ばす。

奴はもがいた。哀れな、引きつるような動きだったが――もはや力は残っていなかった。

俺は奴の両脚を蹴り開かせ、ズボンを一気に引きずり下ろした。

肩越しにウォーを一瞥し、無表情で言った。

「お前がやるか?」

奴は肩をすくめ、口元を歪めてニヤリとも唸り声ともつかない表情を浮かべた。

「ああ――ク...

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