第318話

コラがベッドに妹と一緒に座っている間、私は彼女の頭越しに兄と目を合わせ、ドアの方へ頷く。彼も同意して頷き返す。彼はコラの肩に手を置いて軽く握り、ドアへ向かう。

エラは私が立ち上がり、携帯を手に取りクローゼットへ向かうと私の方を向くが、私は急いでカジュアルな服に着替えながら、心と心で話しかけて全て大丈夫だと伝える。コラの面倒を見ていて、と私はエラに言い、言葉と共に温かさと支えを送ろうとする。私たちはただ下でチームと話し合うだけだから。

エラは小さな微笑みを浮かべて頷き、それから私がドアでロジャーと合流すると、私たちは一緒に外に出て、後ろでドアを閉める。

ドアが閉まるとすぐに、私たちは素早く...

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