パート:90 ゴーイング・ワイルド・アット・レストラン

彼が後ろから私を引き寄せると、私の背中が彼の胸に触れ、背筋にゾクゾクとした寒気が走った。私の髪を片方の肩に寄せ、彼の温かい息が首筋にかかるのを感じる。互いの近さに心臓が激しく鼓動し、彼の唇が私の首に触れた瞬間、身体中を震えが駆け抜けた。

彼は私の肌を歯で挟み、首にキスマークを残し、私の息を奪い去った。快感に満ちた小さな呻きが、無意識に私の口から漏れ出た。

彼が私を向き直らせ、互いに向き合う形になった。私の手は彼の頭の後ろに回り、目隠しの結び目をほどいて外した。深い眼差しを交わし、彼の魅惑的な黒い瞳にはいつも私が迷い込んでしまう魔法がある。

私たちはゆっくりと近づき合い、目と心が密かな会話...

ログインして続きを読む