第18章 こんなに大きな成果

今や江口美咲が戻ってきたので、彼女にも参加感を持たせるべきだと考えた。彼女が助けを必要とするときに少し手を貸せばいいだけだ。

「そういえば、今日来たばかりだから、夜みんなで食事でもしない?みんなと顔合わせもできるし」と佐藤川が言った。

江口美咲はうなずき、「でも私がごちそうするわ。私が今回の責任者だし、あなたがずっと忙しくしてくれたんだから、いつも負担をかけてばかりじゃ申し訳ないもの」

「じゃあ、いいよ。夜に場所を予約して、みんなに知らせておくから、仕事が終わったら直接行けばいいよ」

江口美咲は頷いて、自分のオフィスに戻り仕事を続けた。

彼女は夜に宴会があるため、二人の小さな宝物を...

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