第24章

松本絵里がベッドから再び目を覚ました時、寝室は真っ暗だった。

彼女は寝ぼけていて、今が何時なのかすぐには理解できなかった。

スマホを手に取って見ると、なんと!もう正午過ぎだった。

スマホには未読メッセージが何件かあり、主に佐藤悟と高橋桜からのものだった。

松本絵里はまず佐藤悟のメッセージを開いた。

「絵里、安心して寝ていいよ。会社には休みの連絡入れておいたから。ゆっくり休んで、昨夜はお疲れ様。週末一緒に行こう。愛してる!」

昨夜の光景を思い出し、松本絵里の顔が一気に真っ赤になった。

続いて高橋桜からのメッセージを見ると、最初は心配の言葉だった。

「絵里、病気なの?大丈夫?そば...

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