第13章

私は義母さんの表情をじっと見つめていた。

案の定、私の言葉に彼女の目に動揺が走った。

でも、彼女のような人が自分の非を認めるわけがない。長年嫁から姑になり、姑として嫁を使う快感を楽しんでいる彼女が謝るはずがない。

意地を張って、私をPUAするしかない。「ふん!強がってもムダよ。本当に別れる気なんかないでしょう。

離婚したら、あなたは中古品よ。誰があなたなんか貰うものですか。まして、私の息子より顔がよくて、性格が優しくて、あなたにお金を使ってくれる男なんてどこにいるの。

今のあなたは寺社にお参りして、線香をあげて、こんな良い旦那に出会えたことに感謝すべきなのに、大切にする気もないなん...

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