第11章 藤原修一は年上の女性が好き?!

水原の母親はずっとこの言葉を待っていた。藤原修一のこの約束が、彼女の心をさらに安心させた。

「藤原君ね、もう入籍したんだから、母親としては、二人が仲良く暮らして、一緒に頑張って、良い生活を送ってくれれば、私も安心するわ」

水原の母は真剣な表情で言った。「寧々は小さい頃から父親がいなくて、一人で育てたの。私は誰よりも彼女の幸せを願っているわ。もし寧々が何か間違ったことをしたら、私のところに連れて来て。私が教育するから」

たとえ間違いがあっても、自分の娘は自分が叱るべきで、他人に娘に手を出させるつもりはないという意思表示だった。

水原寧々は感動して「お母さん」と呼びかけた。

藤原修一は...

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