章 1828

肖薔薇は黛眉を軽く寄せ、叶天明の話している笑い話が何か際どいものではないかと感じていた。

「この壁には穴があって、老僧と尼僧が密会するために特別に掘ったんだ。十五日の晩には、二人とも合言葉を叫んで、お互いの身元を確かめ合うんだよ」

肖薔薇は頬を赤らめ、「あなた…こんな話を笑い話って言うの?」

「焦らないで、最後まで聞いてよ」叶天明はにやりと笑い、肖薔薇が気づかないうちに、彼女の腰に再び手を置き、掌に伝わる玉のように滑らかな肌の感触を楽しんだ。

「『老僧の合言葉は『旭日東昇』!老僧が叫ぶと、尼僧は服を全部脱いで、それから二人は始めるんだ。日が経つにつれて、小僧は疑問に思った。彼は壁の向こう側に何...

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