章 50

秦越は程老爷子の心血管閉塞や脳血腫さえ治せるのだから、程雪瑶のこの症状など朝飯前も同然だった。

彼がそう言ったのは、単に程雪瑶に少し甘い思いをしたかっただけのこと。

毎日あの滑らかな小さなお腹を揉みほぐすことができると思うと、秦越は自分が本当に幸せ者だと感じていた。

程雪瑶は秦越が今にも涎を垂らしそうな様子を見て、彼がきっと自分の頑固な症状を治す別の方法を知っているのだろうと察し、眉をひそめて少し不機嫌そうに言った。「治したくないならそれでいいわ。せいぜい痛み止めでも飲んでおくわ」

彼女の口調は冗談を言っているようには聞こえなかった。

秦越は彼女が罠にかからないのを見て、これ以上困ら...

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