章 300

「分かった!今すぐ病院に連絡して、お兄さんの遺体を病院に移すわ。公安局の法医科にいるのは確かに適切じゃないわ。お父さんが知ったら必ず疑問を持つでしょうから、病院に送って、病院側との関係も調整しておけば、そのときお父さんも疑わないはず。もし何か聞かれても、医師の言葉を借りることもできるわ」と小叔母は表情を一気に引き締め、しばらく考えてから言った。

李倩はすぐに頷いて言った。「その方法はいいわ。義姉さん、私の親友が市立病院の副院長をしているの。今すぐ電話して、助けを求めるわ!」

そう言って、李倩が携帯電話を取り出そうとした瞬間、太平間の扉が突然開かれた。来訪者を見た私は、その場で固まってしまっ...

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