章 351

李有金は心の中で感慨深くなった。都会の男たちは金こそあるが、体力自慢は実に少ない。女性を満足させる能力が低いだけでなく、李有金との会話で聞いた話では、今や子供さえ作れない男も少なくないという。

李有金がメッセージを送ると、金瑤から返信が来た。「外では落ち着かないわ、うちに来ない?」

金瑤はちょうど入浴を済ませたところだった。ほんの少し前、彼女の欲求が高まり、自分で慰めてみたものの、どうにも満足できなかったのだ。

金瑤は夫への復讐のつもりだったが、実際のところ自分でも認めたくなかったが、李有金との二度の密会で、かつて味わったことのない興奮と満足を感じていた。

メッセージを送った後、金瑤は...

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